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介護用品「ライフスタイルスメルセンサー」

全ての人が最低限の幸せな生活を送るために、健康と福祉は不可欠です。介護時において、ひとりひとりの尊厳を守ることは非常に重要です。中でも排泄介助は繊細な問題です。いくら気持ちを割り切っていたとしても、被介護者が排泄の度に介護者に声をかけることは心理的な負担になると考えられます。そこで、みんなが心から安心して暮らせるようにという目標達成の一助として、リビングロボットは介護用品「スメルセンサー」を開発しています。「スメルセンサー」は排泄(またはその兆候)を早く感知することができます。これにより被介護者と介護者双方の負担を軽減することが期待できます。この「スメルセンサー」の開発・商品提供により、要介護者が適切な介護を受けられる仕組みづくりを行い、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献します。

また、日本では介護従事者の人手不足の問題があります。その問題解決の取り組みの一つとして、現場の負担緩和が挙げられます。テクノロジーを利用すれば、ひとりひとりの生産性をあげることで短い時間で仕事の成果を出すなど、働く人が「働きやすい」環境づくりが期待できます。機器利用によってできた「ゆとり」は、介護者の精神的負担も軽減し、現場の環境をより良いものに繋げることができるのではないでしょうか。

誰しも、ケガや病気にかかる可能性や、いつ自分に介護が必要になるかを正確に予測することはできません。従事者がより効率的・手軽に業務に取り組める環境を整えておくということは、介護者・被介護者双方の安心だけでなく、生きている全ての人の将来の安心を守ることに繋がると考えています。リビングロボットは介護用品提供により、機器の導入による経済効果と、働き手の労働環境を改善し、ゴール8「働きがいも経済成長も」の実現に貢献します。

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