日本・海外のSTEAM教育事例23選|小中高別に具体事例を紹介
近年、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Art)・数学(Mathematics)を横断的に学ぶ「STEAM教育」が、日本でも急速に広がっています。
AIやロボティクスの進化、グローバル化の加速により、単なる知識の習得だけでなく、創造性や課題解決力、協働力といった“21世紀型スキル”の育成が求められているためです。
本記事では、日本国内と海外の小学校・中学校・高校におけるSTEAM教育の実践事例を、23事例ピックアップ。
各学校の具体的な取り組み内容や授業の工夫、得られる学びの効果まで詳しく紹介します。
国内の身近な事例から海外の先進的モデルまで網羅しているため、教育関係者や保護者、これから導入を検討している学校にとって、カリキュラム設計や授業改善のヒントが得られるはずです。
STEAM教育とは

STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5分野を横断的に学ぶ教育手法です。
従来のように教科を独立して学ぶのではなく、複数分野を組み合わせて課題解決や創作活動に取り組む「統合的アプローチ」が特徴です。このアプローチにより、知識の理解だけでなく、その応用力や発想力を育てられます。
21世紀に求められる創造力・問題解決力・コラボレーション能力などの「21世紀型スキル」を効果的に身につけられる教育として、世界的にも注目を集めています。
STEAM教育推進の背景
日本では、文部科学省が2023年に策定した「教育振興基本計画」において、STEAM教育の推進を明確に位置づけました。
背景には、AIやテクノロジーの急速な進化による産業構造の変化があり、単なる知識習得だけでなく、自ら課題を発見し解決する「探究力」や、柔軟に考え行動する「非認知能力」の育成が重要視されています。
世界各国でも、アメリカやシンガポール、フィンランドなどが早くからSTEAM教育を取り入れ、社会で活躍できる人材育成を進めています。
こうした国際的な動きを踏まえ、日本においても未来を担う人材育成のため、学校教育や地域学習の場でのSTEAM導入を強化する必要があります。
小学校におけるSTEAM教育の事例

小学校におけるSTEAM教育事例では、以下の学校を紹介します。
- 福岡県中間北小学校
- 福島県月舘学園小学校
- 荒川区立第二日暮里小学校
- 世田谷区立烏山小学校
- 関西大学初等部
- 兵庫教育大学附属小学校
福岡県中間北小学校
福岡県中間北小学校では、5年生を対象に、総合的な学習の時間でロボットプログラミングを実施しました。
鉛筆で描いた迷路をロボットに正確に歩かせる課題を設定し、子どもたちは動作の誤差や条件の違いを検証しながらプログラムを改善しました。
この過程で、論理的思考力やプログラミング的思考の基礎を自然に身につけています。さらに、グループでの共同作業により、役割分担や意見交換を通じて協働性や問題解決力も育まれました。
授業後には、自分たちの成果や改善点を振り返る時間を設け、次の課題に向けた発想力の強化にもつなげています。
福島県月舘学園小学校
福島県月舘学園小学校では、4年生を対象に、身近な家電製品の仕組みである「リモコン」を題材にした授業を行いました。
ロボット教材を活用し、自作したリモコンでロボットを操作する体験を通じて、「命令を与える」仕組みや信号のやり取りを理解します。
授業では、理科で学ぶ電波や光の性質と、技術的な制御の仕組みを関連づけることで、複数教科をまたぐSTEAM的学びを実現しています。
さらに、子どもたちの興味関心を高めるため、身近な生活場面への応用例を紹介するなど、学びを日常と結びつける工夫もされています。
荒川区立第二日暮里小学校
荒川区立第二日暮里小学校では、創立110周年記念をテーマに、「学校からのメッセージ動画」を制作するSTEAM型授業を実施しました。
図画工作の「表現」や「鑑賞」に加えて、プログラミングと映像編集を融合させ、アートと技術の新しい形を体験できる内容です。
タブレット端末を使って映像にナレーションや動きを加えることで、多角的に創造力と表現力を養成。制作の過程では、シナリオ作成・撮影・編集など多様な工程を経験し、計画力やチームワークの重要性も学びました。
完成作品は校内で共有され、他学年や保護者との交流にもつながっています。
世田谷区立烏山小学校
STEMスクール指定校として、理科の「電流のはたらき」単元にSTEAM的観点を導入した授業を実施。
紙コップと磁石を使ってスピーカーを自作し、音の大きさを左右する条件(巻き数・磁力・電流)について科学的に探究しました。
子どもたちは試行錯誤しながら条件を変え、その結果を数値化して比較。科学的な因果関係の理解だけでなく、データの整理・分析・活用といった情報活用能力の育成にもつながりました。
さらに、グループごとの成果発表を通じて、論理的に説明する力や他者の意見を取り入れる姿勢も身につけています。
関西大学初等部
関西大学初等部では、アート思考やデザイン思考、ICTを組み合わせた全人格的なSTEAMカリキュラムを実践。
たとえば『ごんぎつね』を題材に、物語を再解釈して新しい結末や視点を創り出す活動を行い、プログラミングや映像制作を融合させて場面をデジタル表現として具現化しました。
作品制作ではストーリーボード作成、映像編集、音声収録など多様な工程を経験し、創造性に加えて計画性やチームワークも育成。
発表とフィードバックを繰り返すことで、自分の表現を洗練させる力や、他者の作品に共感し学び取る姿勢も養われています。
兵庫教育大学附属小学校
兵庫教育大学附属小学校では、大学附属校の特色を活かし、学年や教科の枠を超えた探究型STEAM授業を継続的に展開。
ロボット製作、理科実験、アート表現を組み合わせたカリキュラムにより、子どもたちは一つのテーマを多角的に探究します。
例えば、環境問題をテーマにセンサー付きロボットで水質調査を行い、その結果をアート作品として表現する取り組みを実施。科学的知識の定着に加え、社会課題への意識や発信力を育てる効果があります。
さらに、教育実践データや研究知見を基に、先進的な評価方法や教材開発も行っており、他校への波及効果を生むモデルケースとして注目されています。
STEAM教育で利用できる教材に関するお問い合わせは こちら まで。
中学校におけるSTEAM教育の事例

中学校におけるSTEAM教育事例では、以下の学校を紹介します。
- 福島県伊達市立 月舘学園中学校
- 大阪府立水都国際中学校
- 佐賀県立致遠館中学校
- 神戸市立布引中学校
- 玉川学園中等部
- 福島大学附属中学校
福島県伊達市立 月舘学園中学校
福島県伊達市立 月舘学園中学校は、小中一貫校としての教育環境を活かし、小学校で学んだプログラミング教材や活動を中学校段階に発展させて活用しています。
個別探究活動では、生徒が自ら設定した課題に基づき、ロボット操作やプログラミングに挑戦。
単なる動作確認ではなく、目的達成のための条件設定や改善策を論理的に組み立てる過程を重視。
また、協働的な学びを通じて他者の視点やアイデアを取り入れ、発表の場で自分の考えを明確に伝える力も養っています。
論理的思考力と表現力を同時に育成する学習環境が整っています。
大阪府立水都国際中学校
大阪府立水都国際中学校では、国際バカロレア(IB)認定校として、探究型のSTEAM教育をカリキュラムに組み込み、日常的に実施。
環境問題やSDGsをテーマに据え、理科・技術・美術・外国語を横断したプロジェクト学習を展開しています。
例えば「海洋プラスチック問題」では、科学的調査に基づくデータ分析と、アートを通じた啓発ポスター制作、英語でのプレゼンテーションを組み合わせました。
生徒は自分の関心に沿って課題を設定し、解決策を探るプロセスで主体性を発揮。論理的思考力と創造性を高めるだけでなく、国際的な視野も広がっています。
佐賀県立致遠館中学校
佐賀県立致遠館中学校では、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定の附属中学校として、科学的探究心を育む高度な授業を展開。
理科や数学を基盤に、実験・調査・ICT活用・プレゼンを組み合わせた実践的なSTEAM教育を実施しています。
中高一貫教育の強みを活かし、中学生の段階から高校の研究活動や外部コンテストに参加できる体制を整備。
地元の環境データを活用した水質調査や、プログラミングによる分析ツールの開発など、高度なテーマにも挑戦しています。科学的手法の習得に加え、結果を論理的に説明する力や社会課題への問題意識も育まれます。
神戸市立布引中学校
神戸市立布引中学校では、理科の授業で「プラスチックごみと海洋汚染」を題材に、地元海岸でのフィールドワークを組み合わせた教科横断型探究学習を実施。
全12コマのカリキュラムを株式会社omochiの支援のもとで展開し、導入段階で動画コンテンツを活用することで生徒の関心を高めています。
兵庫県では2020年度から県立高校3校で文理融合型カリキュラムを開発し、全県展開を視野に入れたSTEAM教育モデルを構築。
専用教室にはICT機器や3Dプリンター、ドローン、ヒューマンロボットなどを整備し、企業のエンジニアを招いた授業や、ビッグデータを用いたプロジェクト学習、ロボットプログラミングと芸術的表現を融合した新しいカリキュラム開発にも取り組んでいます。
玉川学園中等部
玉川学園中学部・高等部では、「全人教育」の理念のもと、科学・技術・工学・芸術・数学を融合したSTEAM教育を推進し、特に“A(アート)”に重点を置いた主体的な学びを展開。
美術教育では「プロセスジャーナル」を用いて制作過程や思考のプロセスも評価しています。
3Dプリンターやレーザーカッターを備えたArtLabでは、間伐材を再利用する「TAMA TREEプロジェクト」など環境・デザイン・生産を横断する取り組みを実施。「WEARABLE ART」では自然物の美を基に装飾品をデザインし、文化や実用性も踏まえて議論します。
文化祭ではLEDやレーザー光を活用した建築的・美術的労作も制作され、総合的な創作活動の場に。SSH指定校としての研究活動やサイエンスクラブでの課題研究も盛んで、「自学自律」の精神を体現するSTEAM教育が、大学進学後にも活きる創造力と課題解決力の基盤を育んでいます。
福島大学附属中学校
福島大学附属中学校では、大学附属校としての特性を活かし、研究協力のもとに実験的なカリキュラムを導入。
理科や数学を基盤にしつつ、総合学習や技術・美術の授業と連携し、テーマ探究型の学習を継続的に実施しています。
生徒はテーマごとにグループを編成し、調査・実験・データ分析・成果発表までの一連の探究プロセスを経験。その発表内容や学習記録は大学に共有され、専門的なフィードバックを受けることで学びが深化します。
中学生段階から高いレベルの研究的活動に触れられる環境は、学問的好奇心と将来の進路意識形成にも大きく貢献しています。
高校におけるSTEAM教育の事例

高校におけるSTEAM教育事例では、以下の学校を紹介します。
- 郡山女子大附属高等学校
- 愛知県立東海商業高等学校
- 土浦市立新治学園義務教育学校
- 熊本県立鹿本高等学校
- 聖徳学園高等学校
- 広島市立基町高等学校
郡山女子大学附属高等学校
特別進学クラスの1〜3年生を対象に、ロボットプログラミングを活用した協働型学習を展開。
2〜3名のグループに分かれ、最初は指示された動きを模倣する練習課題からスタート。慣れてきた段階で自由にプログラムを組み立て、一連の動作をロボットに実行させる課題に挑戦します。
試行錯誤を繰り返す中で、思い通りに動かない原因を分析し、改善策を議論しながら課題解決に取り組みます。この過程で、論理的思考力や問題解決力に加え、友人との協力を通じたコミュニケーション能力も実践的に養われます。
愛知県立東海商業高等学校
愛知県立東海商業高等学校では、あいちSTEMハイスクール研究指定校に認定され、商業高校の特色を活かした実践的STEAM授業を展開。
プログラミングや情報デザイン、情報通信技術に関する知識・技術の習得に加え、商品企画やサービス提案といった商業科目の要素も取り入れています。
地域産業や企業と連携し、地元特産品の販促や新商品の開発プロジェクトにも取り組み、実社会と直結した学びを実現しています。
土浦市立新治学園義務教育学校
土浦市立新治学園義務教育学校では、修学旅行の代替行事として、最先端AR技術を活用したチームスポーツ「HADO」を体験。
HADOとはヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを装着し、エナジーボールやシールドを発動させて3対3で戦う日本発のARスポーツです。
予選と決勝トーナメント形式で試合を行い、戦略やチームワークを駆使しながら盛り上がりました。生徒はテクノロジーの進化に触れ、未来社会での生き方を考えるきっかけを得られたとのことです。先生やJTB担当者からも「普段見られない生徒の姿が見られ、実施して良かった」と高く評価されました。
熊本県立鹿本高等学校
熊本県立鹿本高等学校では、1年生からSTEAM教育を導入。自然科学分野では体育・情報・数学・物理を組み合わせ、科学的データを活用して体力向上に挑戦。
建築科学分野では美術・地歴・情報・地学を融合し、観光用の「鹿高タワー」を構想から模型制作まで行います。
農業科学分野では公民・情報・家庭科・生物を連携させ、肥料の自給に取り組み、環境科学分野では地歴・生物・化学・情報を活かし、豆苗が吸収した重金属の量を計測する実験を実施。
今後はSSH事業の取組により、全学科で地域の大学・研究機関・企業等と連携した探究活動や教科横断型STEAM教育をさらに展開していきます。
聖徳学園高等学校
聖徳学園高等学校では、中高一貫で、理系分野にとどまらず「Arts」に重点を置いた独自のSTEAM教育を展開。
作品制作=アウトプットを重視し、中学ではストップモーション映画制作やペーパータワー、SDGs学習、高校では外国語レッスンムービーやワンポイント解説動画制作、プログラミングなど、教科横断型で正解のない課題に挑んでいます。
全生徒にiPadとApple Pencilを配備し、2024〜2027年のApple Distinguished Schoolにも認定。
英語教育ではCEFR B1(英検2級)以上を目標に4技能を体系的に育成し、国際研修や社会課題解決プロジェクトにも参加しています。
AIリテラシーを育む科目も導入し、デジタル社会で必要なデータ活用能力や発想力、情報倫理を総合的に育成しています。
広島市立基町高等学校
広島工業大学高等学校では、2022年4月に「K-STEAM類型(CLコース)」を開設し、「たまらなく好きなものを見つけ、夢中になる」をスローガンに次世代型教育を展開しています。
デジタル工作機器を備えた工房や新設の「クリエイティブ・ラーニング・ラボ(CLL)」でのものづくり、プログラミング、動画制作などを通じて理工系マインドを育成。
授業では1人1台のPCを活用し、Google Classroomでの課題配信・提出、デザイン思考による課題解決力の強化、外部講師や大学との連携プログラムも実施。特に広島工業大学との高大連携が充実しており、特別講義や推薦制度、入学金半額制度など進学面でのサポートも整備されています。
デジタルファブリケーション協会の協力のもと、最新機器と専門知識を活用した学びで、国公立大学や幅広い進路選択にも対応できる力を養っています。
海外におけるSTEAM教育の事例

海外におけるSTEAM教育の事例については、以下の国を紹介します。
- アメリカ
- フィンランド
- イスラエル
- 中国
- シンガポール
アメリカ
アメリカのSTEAM教育は、国立科学財団(NSF)が提唱したSTEM教育を基盤に発展し、オバマ政権期に国家戦略として強化されました。
スプートニクショック以降、科学・技術人材の育成に継続的な財政支援が行われ、K–12から大学、就学前教育まで幅広くカバーしています。
連邦政府・州・地方自治体・大学・民間企業が連携して推進しており、「A(アート)」を加えた統合型教育として広がっています。大学や研究機関は企業と共同でカリキュラムや教材を開発し、3Dプリンターやロボット、プログラミング環境など実践的な学びを提供。
多様性と公平性を重視し、女子やマイノリティ、低所得層の生徒への参加支援も積極的に行われ、STEAMは創造力・批判的思考・協働力を育てる国レベルの教育戦略として位置づけられています。
フィンランド
フィンランドのSTEAM教育は、2016年の教育カリキュラム改定で導入された「現象ベース学習(phenomenon-based learning)」が特徴です。
教科の枠を超え、食文化・移民問題・古代ローマなどの「現象」をテーマに探究し、テクノロジーや地域資源を活用して学びます。
義務教育(7〜16歳)では年1回以上、教科横断型授業が義務化され、従来の教科学習と融合させて実施。評価は比較ではなく自己・相互評価を重視し、生涯学び続ける姿勢を養います。
この手法は、気候変動や移民問題など複雑な社会課題に対応できる協働力・多様性理解を育てますが、教師にはテーマ設定や評価設計の難しさも伴います。
イスラエル
イスラエルのSTEAM教育は、早期からのコンピュータサイエンス教育と兵役での実践的訓練が特徴です。
1970年代半ばに高校でCS教育を導入し、1980年代後半には科学の正式教科として位置付け、大学入試科目にも採用。
授業は基礎・ソフトウェア設計・理論の3分野に分かれ、各90時間と充実しています。2021年には幼稚園から中学までSTEM教育を広げる方針を発表し、中学でのCS・ロボット教育の試験導入も予定。
18歳からの兵役(男性3年・女性2年)はSTEMスキル習得の場となり、軍の教育プログラムや特別制度(Atuda)を通じて高度な専門知識を学ぶ機会が提供されます。教育と兵役経験がスタートアップ文化や人脈形成にもつながり、「スタートアップ国家」の土台を支えています。
中国
中国のSTEAM教育は、大学入試改革と連動して需要が高まっています。
従来の「高考」一発勝負の点数重視型から、総合選抜型への移行が進み、2017年の理科カリキュラム改訂では分野横断的学習やSTEM教育の実践が提案されました。
2018年には初の小学校向けSTEAM教科書が出版されましたが、公教育では教員スキル不足や資金制約から導入が難しく、民間教育企業が重要な役割を担っています。大手の好未来(TAL)は、小学生向け算数を実践型・交流重視に改編し、PBLや多角的評価を導入しました。
また、オンライン教育市場は急成長しており、農村部との教育格差是正やコロナ禍での学習継続に寄与。2020年にはK12とSTEAM教育が市場の約45%を占めると予測されていました。
シンガポール
シンガポールでは、政府主導でSTEAM教育を推進しており、Science Centre Singaporeが中核拠点として全国の学校や地域にプログラムを提供しています。
公教育では、学力別カリキュラムと必修課外活動を組み合わせ、学問的知識だけでなく創造性やリーダーシップ、協働性を重視しています。
高等教育機関の一例としてRepublic Polytechnicでは、すべての科目に問題解決型学習(PBL)を導入し、生徒主体で課題を発見・解決する能力を養成。
また、民間企業やNPOもロボティクス、プログラミング、デザイン思考などの体験型講座を提供し、学校外でのSTEAM学習の機会を広げています。
さらに政府は「SkillsFuture」構想を通じて、社会人に対しても継続的なスキル習得を促し、AIやデータサイエンスなど先端分野の研修機会を提供。
この結果、国際的な教育評価でも高い成果を維持しつつ、産業界が求める人材育成と教育現場の改革を両立させています。
STEAM教育は小学校〜高校・海外まで幅広く取り入れられている
STEAM教育は、国内外を問わず小学校から高校・海外まで幅広く導入が進んでいます。
小学校では身近な題材を使った探究活動やロボット教材を通じて興味関心を引き出し、中学校では教科横断型のプロジェクト学習や地域連携による実践を強化。
高校段階ではより高度な研究や社会課題解決型のプロジェクトに発展させ、実社会で役立つスキルと知識の習得を目指しています。
世界各国でも、政府や自治体、教育機関、企業が連携してSTEAM教育を推進しており、創造性・論理的思考力・協働力を持つ次世代人材の育成が共通の課題として位置づけられています。


