自宅でできるSTEAM教育とは?おすすめ教育教材7選〜選び方のコツを紹介

STEAM教育とは、科学・技術・工学・芸術・数学の5分野を横断的に学ぶ教育法で、子どもの思考力や創造力、主体性を育てるのに最適です。最近では、小学校でも導入が進みつつありますが、まだ学校だけでは十分に学びきれないのが現状です。

そこで注目されているのが「家庭STEAM」。通信教材やアプリ、工作キットなどを活用すれば、遊びの延長として子どもの興味を引き出しながら、本質的な学びを深められます。

この記事では、家庭でSTEAM教育を始めるためのおすすめ教材や教材選びのコツ、注意点を紹介します。

お子さまの「好き」を伸ばすきっかけを見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

STEAM教育は自宅でも可能!

かつては専門機関や学校で行うイメージが強かったSTEAM教育ですが、近年では自宅でも手軽に取り組めるようになっています。

市販教材や通信教育、オンラインサービスの充実により、家庭でも子どもが楽しみながら「科学」「技術」「芸術」などに触れられる環境が整いつつあります。

親子で一緒に取り組める内容も多く、学びが遊びと自然に融合するのが自宅STEAM教育の魅力です。

特別な知識や道具がなくても、子どもの「なぜ?」「どうして?」を育てる工夫次第で、十分に効果的な学びが可能になります。

STEAM教育とは

STEAMとは、以下の5つの分野の頭文字を取った教育概念です。

  • Science(科学)
  • Technology(技術)
  • Engineering(工学)
  • Art(芸術・デザイン)
  • Mathematics(数学)

これらを個別に学ぶのではなく、分野横断的に組み合わせて学ぶことで、「課題発見→解決までの思考力」「創造力」「論理的思考」などを育てるのがSTEAM教育の特徴です。

単なる知識の詰め込みではなく、「自分で考え、試して、工夫して、形にする」プロセスが重視されます。

AI時代を生き抜く子どもに必要な“非認知能力”を育てる教育として、国内外で注目が高まっています。

自宅のSTEAM教育におすすめ教材7選

以下に「小学生向けSTEAM教材比較表」を作成しました。

教材名 対象年齢 料金目安 特徴 URL
あるくメカトロウィーゴ 8歳〜 2,980円〜(月額) 親しみやすい見た目で使いやすい/工学的思考が身につく 公式サイト
LEGOロボット教材 6歳〜12歳 約12,000〜67,000円 LEGO×プログラミング/創造力と思考力を育む 公式サイト
mbot(エムボット) 8歳〜 約6,000〜18,000円 本格ロボット教材/初心者でも直感的に操作 公式サイト
LOGIQ LABO 6歳〜12歳 月額1,990円〜 アプリで進捗管理/親子で取り組める 公式サイト
WONDER BOX 4歳〜10歳 月額4,200円〜 アプリ+トイ教材+ワーク/継続しやすい構成 公式サイト
グルービーラボインアボックス 4歳〜12歳 月額3,980円〜 英語&日本語対応/科学と創造性を育む 公式サイト
エムボット(embot) 6歳以上 6,600円〜 段ボールロボット×アプリで学ぶ 公式サイト

それぞれの教材については、順番に見ていきましょう。

あるくメカトロウィーゴ

引用:あるくメカトロウィーゴ

「あるくメカトロウィーゴ」は、見た目が親しみやすいロボット型教材で、子どもが楽しみながら工学や機械構造への関心を深められるSTEAM教材です。

手足の可動構造がリアルに作られており、組み立てや動作確認を通じて、自然と「動くしくみ」を理解できます。

とくにSTEAM教育に初めて触れる小学生や低学年の導入教材としておすすめです。

一括料金では99,880円〜ですが、月額サブスクリプションでの支払いもあり、2,980円〜始められます。

遊び心を持ちながら、STEAM教育を子どもに受けさせたい方は検討してみてはどうでしょうか。

項目 内容
教材名 あるくメカトロウィーゴ
対象年齢 8歳〜
料金目安 2,980円〜(月額)
特徴 ・親しみやすい見た目で低年齢でも使いやすい

・組み立てと動作確認で工学的思考が身につく

・機械構造の初歩を自然に学べる設計

URL https://walkingmechatrowego.com/

LEGOロボット教材

引用:デュプロ® 楽しいテックマシーンセット

LEGOロボット教材は、LEGOブロックとプログラミングを融合したSTEAM教材で、創造力と論理的思考力の両方を育てられます。

従来のブロックを活用し、機械の知識やエンジニアリングスキルを獲得できる工夫がされた商品や、リテラシーや理数能力、社会性や情緒面の発達を助ける商品もあります。

作品づくりの自由度が高く、子どものアイデアを形にする楽しさが詰まった教材です。

項目 内容
教材名 LEGOロボット教材
対象年齢 6歳〜12歳
料金目安 約12,000〜67,000円
特徴 ・LEGOブロックとプログラミングの融合

・多面的な能力開発

・自由な発想で形にする楽しさ

URL https://crefusonline.shop-pro.jp/

mbot(エムボット)

引用:mBot V1.1 エムボット | ケニス株式会社

「mbot(エムボット)」は、プログラミング学習に特化した本格派ロボット教材です。

光センサやLEDライトなどの電子部品が搭載されており、ロボット制御や条件分岐といった論理的な学びが深められます。

ブロックプログラミングの専用ソフトウェア「mBlock5」を使うことで、初心者でも直感的にプログラミング操作が可能。

小学生〜中学生に適しているSTEAM教材です。

項目 内容
教材名 mbot(エムボット)
対象年齢 8歳〜
料金目安 約6,000〜18,000円
特徴 ・センサー付きで本格的な操作体験

・mBlock5による簡単操作

・プログラミング教育に最適

URL https://www.kenis.co.jp/mbot/

LOGIQ LABO(ロジックラボ)

引用:【公式】LOGIQ LABO (ロジックラボ) | ソニーの学習アプリ

LOGIQ LABOは、小学生向けに開発された通信型STEAM教材です。

専用のアプリを使って、算数・論理的思考、理数トレーニングなどを通し、科学的思考や創造力を段階的に育む設計になっています。

親子で取り組むことを前提とした内容で、観察・実験・思考のプロセスを楽しみながら学べるのが特徴です。

項目 内容
教材名 LOGIQ LABO(ロジックラボ)
対象年齢 6歳〜12歳
料金目安 月額1,990円〜
特徴 ・専用アプリで進捗確認できる

・親子で取り組める設計

・体系的なSTEAM学習が可能

URL https://www.sonyged.com/logiq

WONDER BOX(ワンダーボックス)

引用:ワンダーボックス

WONDER BOXは、アプリとトイ教材+ワークブックを融合したSTEAM通信教材です。

毎月更新される約10種類のアプリ教材では、パズル・アート・工作・プログラミングなど、ジャンルを横断したコンテンツが毎月届き、子どもが飽きずに取り組める構成になっています。

知的好奇心を刺激する工夫が随所に盛り込まれており、プログラミング的思考や創造力、問題解決力などを自然に育むことができます。

項目 内容
教材名 WONDER BOX(ワンダーボックス)
対象年齢 4歳〜10歳
料金目安 月額4,200円〜
特徴 ・アプリ+トイ教材+ワークブックの通信教材

・多彩なテーマが毎月届く

・創造力・思考力・プログラミング力が育つ

URL https://box.wonderlabedu.com/

グルービーラボインアボックス(Groovy Lab in a Box)

引用:Groovy Lab in a BOX

グルービーラボインアボックスは、アメリカ生まれのSTEAM特化型教材です。

実験ツールセットやレッスン動画をもとに、自分で手を動かしながら科学や工学、アート的な視点を実践的に学べます。

英語・日本語の 2カ国語解説があり、本格派の家庭学習に最適です。

4歳〜7歳向けのコースと、8歳〜12歳向けのコースが用意されており、年齢に合わせたコースを選択できます。

項目 内容
教材名 グルービーラボインアボックス
対象年齢 4歳〜12歳
料金目安 月額3,980円〜
特徴 ・英語・日本語の2カ国語解説

・工作・観察・実験が中心

・科学と創造性をバランスよく育む

URL https://groovylabinabox.jp/

エムボット(embot)

引用:embot(エムボット)

エムボットは、段ボール素材で作るロボットにプログラミングを組み合わせた教材です。

自分で組み立てたロボットにアプリを使って音や光の動作を指示することで、自然とプログラミングの基礎を体感的に学べます。

子どもの創造力を刺激するデザインで、STEAM教育の入り口としてもおすすめの教材です。

項目 内容
教材名 エムボット(embot)
対象年齢 6歳以上
料金目安 6,600円〜
特徴 ・ダンボールロボットを組み立てて学ぶ

・専用アプリで無料体験

・低年齢でも取り組みやすい

URL https://www.embot.jp/

自宅でSTEAM教育をする3つのメリット

学校以外でもSTEAM教育に取り組める環境が整ってきた今、自宅での学びには多くの利点があります。

ここでは、自宅でSTEAM教育を行うことによって得られる3つの代表的なメリットを紹介します。

子どもの興味関心に合わせて柔軟に取り組める

自宅学習の最大の魅力は、「やらされる」ではなく「やりたい」に合わせて進められる点です。

学校のカリキュラムとは異なり、子どもがあるテーマに強く興味を持った場合、そのまま深掘り学習に移れる柔軟さがあります。

たとえば、「ロボットが好き」「色や形に興味がある」など子どもの関心に合わせて教材を選び、平日の空き時間や週末、夏休みの自由研究などに組み込むことで、生活スタイルにフィットした無理のない学びが実現できます。

親子のコミュニケーションが深まる

家庭でSTEAM教材に取り組むことで、親子の関係性にも良い変化が生まれます。

工作や実験、プログラミングなどを一緒に行うなかで、「これはなぜ動いたの?」「もっと良くするにはどうする?」といった自然な問いが交わされ、対話の機会が増えます。

また、成功体験を一緒に喜んだり、失敗を乗り越えるプロセスを共有することによって、子どもにとって安心できる「挑戦の場」を作ることにもつながります。

学校教育ではカバーしにくい分野にも触れられる

日本の小学校では、STEAMのうち特にTechnology(技術)やArt(芸術)といった分野の扱いがまだ限定的です。

自宅学習であれば、たとえばAIプログラミングや3D設計、デザイン思考などのテーマに先んじて触れることができ、子どもの興味や将来の可能性を広げるチャンスになります。

さらに、STEAM教材の中には、海外で開発された先進的な学習コンテンツも多く、日本の教育現場ではまだ導入されていないようなスキルや考え方を、早期に体験できる点も家庭での学習ならではの魅力です。


自宅でSTEAM教育をする3つのデメリット

自宅で気軽に取り組めるSTEAM教育には多くの魅力がありますが、一方で実践にあたっていくつかの課題もあります。

ここでは、特に家庭学習ならではのデメリットを3つの視点から解説します。

教材選びや準備に手間がかかる

STEAM教材はジャンルが広く、ロボット・プログラミング・科学実験・アート・数学パズルなど、目的や対象年齢によって多種多様です。

そのため、子どもの興味や発達段階に合った教材を選ぶには、かなりの情報収集が必要になります。

さらに、たとえばLEGO SPIKEやエンボット、学研の科学など本格的な教材は、初期費用が1〜2万円以上のものも多く、内容を比較・検討するにも時間と労力がかかります。

また、実験系や工作系教材では、必要な道具や場所を事前に準備しないと始められず、保護者側の負担感にもつながります。

継続的な取り組みが難しい

学校と違い、家庭では「やらなければいけない」という強制力が弱いため、子どもが途中で飽きてしまったり、保護者の忙しさで中断されてしまうことも少なくありません。

たとえば最初の数回は意欲的に取り組めても、数週間経つと教材に触れなくなるケースもあります。特に通信教材やサブスク型の教材では、「届いても開封しないまま積まれる」状態になることも。

継続して取り組むには、毎週日曜午前を「STEAMタイム」にするなど、あらかじめ家庭内で学習リズムを設計する必要があります。こうした「習慣化」や「家庭内での学習支援体制」が整っていないと、続けるのが難しくなってしまいます。

正しい知識のインプットに限界がある

STEAM教育では、理数的な思考や論理力、創造性を育てることが目的ですが、家庭で行う場合、保護者がその内容を十分に理解していないと、誤った解釈で教えてしまう可能性があります。

たとえば科学実験がうまくいかなかったときに、「なぜ失敗したのか」「どんな仕組みが働いているのか」を説明できないと、子どもが持った疑問を深掘りできずに終わってしまうことがあります。

また、プログラミングなどの分野では、基本概念を教えられないまま「動いた・動かなかった」で終わってしまい、表面的な理解にとどまってしまうリスクもあります。

自宅でできるSTEAM教育の教材を選ぶ際の3つのポイント

自宅でSTEAM教育を取り入れるにあたって、教材選びは成果に直結する重要なステップです。

特に子どもの年齢や興味関心、教育の質、続けやすさといった観点を考慮することで、無理なく効果的な学習が可能になります。

ここでは、STEAM教材を選ぶうえで押さえておきたい3つのポイントを解説します。

年齢・興味に合ったものを選ぶ

教材の対象年齢やレベルが子どもに合っていないと、理解が追いつかず、興味を失ってしまう可能性があります。

たとえば、未就学児(3〜6歳)には、パズルやマグネットブロックなどの感覚的に楽しめる教材が適しており、小学校低学年では、簡単な工作や入門レベルのプログラミング教材などがおすすめです。

また、子どもがもともと関心をもっているジャンルを選ぶことで、自発的な学習意欲が高まりやすくなります。

ロボットが好きな子にはロボット教材、絵が好きな子にはアート要素の強い教材を選ぶと、楽しく学習を進めることができるでしょう。

教育の質・サポートを重視する

STEAM教材は見た目の楽しさやキャッチーさだけでなく、教育的価値にも注目することが大切です。

監修者に教育機関の専門家が関わっているか、実際に小学校や幼児教育施設での導入実績があるかといった情報が信頼性の目安になります。

さらに、親がすべての内容を教えるのは難しいため、動画での解説やマニュアル、オンラインサポートの有無など、サポート体制の充実度も重要な判断基準です。

子どもがつまずいたときにフォローしやすい仕組みがある教材は、継続性にもつながります。

楽しく学べる教材を選ぶ

STEAM教育の核となるのは「正解を出すこと」よりも「考えて試すことを楽しむ」プロセスです。

そのため、遊びの延長で自然に思考力や創造力を育てられる教材を選ぶことがポイントです。

自由に組み立てて壊せる、失敗しても再チャレンジできる構造がある教材は、STEAM教育の考え方と親和性が高くおすすめです。

自宅でSTEAM教育をする際によくある疑問

自宅でSTEAM教育を取り入れようと思っても、「何歳から始められる?」「教材はどう選ぶ?」「子どもが途中でやめたら?」といった不安や疑問を感じる保護者は少なくありません。

最後に、家庭でのSTEAM学習を始めるうえで多くの方がつまずきやすいポイントをピックアップし、具体的な対処法とともに解説します。

STEAM教育は何歳から始められますか?

STEAM教育は何歳からでもスタート可能です。

未就学児には、遊びの中で自然と数や形に触れられる知育アプリ・ブロック教材・パズルなどが適しています。早期に始めるほど、「好き」や「得意」が芽生えやすく、興味関心の土台をつくりやすいというメリットがあります。

ただし、小学校低学年以降で始めても決して遅くはありません。

プログラミング教材やロボット教材、実験系キットなど、年齢に応じた選び方が重要です。

自宅学習で学びを深くするコツは?

自宅でのSTEAM教育では、「テーマを生活や遊びとつなげること」が学びを深めるカギです。

たとえば、ロボット教材を使う際には、実際の電化製品の仕組みを調べたり、工作キットを活用して生活に役立つモノを作ったりすることで、学んだ内容を現実世界と結びつける経験が得られます。

また、成果を家族で共有することも大切です。子どもが「自分の考えを伝える」「評価してもらえる」機会を持つことで、自信と探究心のサイクルが生まれます。

子どもが学習をやらなくなってしまう理由は?

主な理由は以下の3点です。

  • 教材が難しすぎる・つまらない
  • 継続の仕組みがない
  • 親のサポート不足

対象年齢やレベルに合っていないと、子どもは「わからない=つまらない」と感じてしまいます。

また、STEAMは自由度が高い反面、ルーティン化されていないと子どもが飽きやすくなります。

週末に取り組む時間を決めるなど「STEAMタイム」を生活に組み込むと効果的です。

さらに、最初のうちは子ども一人では続けづらいため、親が一緒に楽しむ姿勢がモチベーションにつながります。


自宅でSTEAM教育は実践できる!

STEAM教育は学校だけでなく、自宅でも十分に実践可能です。

むしろ家庭では、子どもの興味や理解度に合わせて、柔軟かつ自由に学びを深められるという強みがあります。

通信教材やキット、アプリなどを活用すれば、ロボットやプログラミング、科学実験、アートなど多様な分野に自然と触れられます。

また、親子で一緒に取り組むことで、「なぜ?」「どうして?」を共有できる時間が生まれ、信頼関係の構築や非認知能力の育成にもつながります。

子どもの好奇心や探究心を育てる第一歩として、ぜひ家庭でのSTEAM教育にチャレンジしてみてください。

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